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特色のある授業

専門化学実験Ⅰ~Ⅵ

専門化学実験
専門化学実験

個人または少人数のグループで、無機化学、分析化学、化学工学、有機化学、高分子化学、生命化学の各分野について、化学系の大学生に求められる実験手法を基礎から応用まで、講義科目と関連づけて体系的に学びます。

さまざまな化学物質を合成するだけでなく、物性の測定や構造解析を行うなど、化学の各分野を結びつけ、一つの分野だけでなく、近年、研究・発展の著しい複合領域を視野に入れた、より実践的な科目となっています。この授業で学んだ実験手法や考え方が、卒業研究や卒業後に企業で開発研究を行う上での礎となっています

分子構造決定法(3年次)

分子構造決定法
分子構造決定法

私たちの周りにはたくさんの分子が存在しますが、その分子は病気を治す薬であったり、モニター等に用いられる液晶分子であったり、分子によって性質はさまざまです。これらの性質は分子一つひとつの構造によって発現するものであるので、分子の構造を知ることは非常に大切な役割を果たします。

この授業では、質量分析(MS)・核磁気共鳴(NMR)・赤外吸収(IR)の各スペクトルから得られる情報を基に分子の構造を決定する方法を学びます。各情報の断片を組み合わせて分子の構造を決定していくその様子は、ジグソーパズルを完成させるものによく似ています。

この授業では分子の構造を決定する力が身につくだけではなく、例えばIRは物質の表面状態を知るために機械・電気業界などさまざまな企業で用いられていることから、卒業研究や卒業後に企業で研究・開発を行う上での礎となります。

化学プレゼンテーション(4年次)

化学プレゼンテーション
化学プレゼンテーション

この授業では、所属研究室で各自が研究している内容や調査した内容について、研究室単位で発表を繰り返し行っています。プレゼンテーション時の話し方や、スライドやポスターでの図の使い方、議論の展開のし方などについて批評を受けるだけでなく、ほかの同級生や上級生(大学院生)の発表を聞き、良い点や悪い点を客観的に観察して、各自のプレゼンテーションにフィードバックするよう促しています

年度末の卒業研究発表会が、最終目標です。

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