廃棄藻類等海洋性バイオマスの有効利用
(担当教員:助教 角田雄亮


 沿岸環境の改善を目的として海藻類のプランテーションが行われているが、海藻類は成長が早く、死滅した海藻を分解するバクテリアが大量発生して海洋を富栄養化する問題が指摘されている。死滅した海藻類から機能性物質を抽出する方法が研究・開発されているが、これらは生育環境によりその含有率が異なるため、効率的な利用方法が確立していない。
 当研究室では、死滅した海藻類の包括的な利用方法を検討している。これらを熱的に分解することにより、含有される多糖類、たんぱく質、脂質等を炭化水素として利用すると共に、金属類を除去する条件の探索を行っている。






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