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研究目的

 化学物質は極微量でさえ環境や生態系、さらに多くの材料において著しい機能の発現や影響を与える場合が多く、その原因解明などを行なうためには信頼性のある化学的情報を提供できる分析法の開発がなければなりません。極微量を正確に定量できる分析法の開発があったからこそ、ダイオキシンや環境ホルモンなどに関する問題も明らかになり、分析化学ならびに計測技術の社会に対する貢献は極めて大きいといえるでしょう。
 分析化学研究室では、極微量分析(Trace analysis)に向けて環境への負荷の小さい、いろいろな分離・濃縮法についての新しい機能の創造と解析ならびに検出方について研究しています。さらに環境化学的調査や考察にも取り組んでいます。