物質応用化学科

日本大学理工学部


グローバルな視野に立ち、ユニークな思考力を発揮できる化学技術者の育成

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ニュース


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2017年9月2日 【イベント報告】オープンキャンパスが開催されました

2017年9月1日 【イベント報告】一日体験化学教室が開催されました

2017年7月20日 【イベント】オープンキャンパスが開催されます

2017年7月20日 【イベント報告】駿河台入試フォーラムが開催されました

2017年7月5日 【募集】生命系分野教員募集(助教)

2017年5月2日 【受賞報告】越智健二名誉教授が瑞宝小綬章を受賞

2017年5月1日 【行事報告】新入生オリエンテーションが開催されました

2017年4月24日 【イベント】一日体験化学教室の募集を開始しました

2016年10月25日 【受賞報告】博士前期課程1年の加藤真洋君(超分子化学研究室)が「Student Poster Award 1st place-solid state」を受賞

2016年9月30日 【イベント】理工学部ホームカミングデーのご案内

2016年9月30日 【受賞報告】博士後期課程3年の平戸祐喜君(環境微生物学研究室)がStudent Poster Award 1st place-solid state (優秀発表者)を受賞

世の中に役に立つ化学を、物質応用化学科で

世の中に役に立つ化学・物質応用化学を通じてグローバルな視野と人間力を養おう


物質応用化学科は日本大学理工学部の中で最も歴史のある学科の一つです.皆さんは、物質応用化学についてどのように考えておられますか?

物質応用化学とは、化学を基礎として物質の性質や化学反応を学び、環境や生命に調和した新物質の創造と実用化への応用を見出す学問です。例えば難病治療薬や医療技術の開発、地球環境問題の解決案の提案、エネルギー問題の解決できるマテリアルの創製などは、明るい未来のためのグローバルかつ早急な課題です。このような課題の解決のためには物質応用化学的な基礎と発想、応用が求められています。

したがって本学理工学部物質応用化学科は、化学の基礎と応用の二つのことを大切にしながら、幅広い化学の分野をカバーした教育と研究にその方向を定めています。当学科の私たち30人の教員は、物質応用化学に立脚し、高い専門性と幅広い視野を持ってこれからの化学を開拓する研究を展開し、また、未来を担い先導する化学技術者を育成するため、物質応用化学の教育と研究に情熱を持って取り組んでいます。これまでに、本学理工学部物質応用化学科(旧 工業化学科をあわせて)は約20,000名を超える卒業生を輩出し、それぞれが様々な分野で活躍しています。

化学が好きで、化学を通して世の中の役に立ちたいと考えている皆さん、物質応用化学科で共に勉強しましょう。

カリキュラム

進路に合わせた自分だけのカリキュラム


物質応用化学科のカリキュラムは、進路に合わせて必要な科目を選んで学ぶ、自分で選べるカリキュラムです。

1年次から基礎知識と基礎技術がしっかり身につく基礎教育に力を入れています。基礎科目の内容を発展科目でさらに詳しく反復学習するシステムで完全な理解をねらい、また物質応用化学演習で理解度を確認しています。

さらにその基礎力をベースとして、新たな発想、新しい物質やテクノロジーの開発を目標に、数多くの専門科目から自分に合わせて必要な科目を選んで学んでいくことができます。当学科は時代の要請に応えるべく、「材料」「生命」「資源」「環境」にわたる幅広い分野を網羅した専門科目を用意しています。

社会に出て即戦力として活躍できる「化学技術者」育成のため、問題発見能力と解決能力を高める「自主創造」と「実践・実験」に力を入れています。全学年で充実した実験実習を行い、理論と現象が結びつく化学の面白さを間近に体験できるのが、当学科創設以来の特徴です。

カリキュラム特徴
カリキュラム特徴

1. 基礎の充実

高度な専門科目だけを学んでも、本当に知識を自分のものにすることはできません。基礎を重視し、反復学習によって完全な理解を目指します。

2. 全学年で充実した実験実習

全学年で充実した実験実習を行い、理論と現象が結びつく化学の面白さを間近に体験できるのが、当学科創設以来の特徴です。

3. 選べる専門科目

しっかりとした基礎の上に、バリエーション豊かな専門科目を自分で選んで積み上げていきます。多くのことを幅広く学びたい人も、一つの分野を深く掘り下げたい人も、自分に合った自分だけのカリキュラムで学ぶことができます。

4. コミュニケーション能力の重視

今、社会で求められているのは、自分の考えをわかりやすく相手に伝えることのできる力です。物質応用化学科では、このコミュニケーション能力を高めるプログラムを用意しています。

授業科目配置表
授業科目配置表

特色ある授業


専門化学実験Ⅰ~Ⅵ

(2, 3年次)

個人または少人数のグループで、無機化学、分析化学、化学工学、有機化学、高分子化学、生命化学の各分野について、化学系の大学生に求められる実験手法を基礎から応用まで、講義科目と関連づけて体系的に学びます。

さまざまな化学物質を合成するだけでなく、物性の測定や構造解析を行うなど、化学の各分野を結びつけ、一つの分野だけでなく、近年、研究・発展の著しい複合領域を視野に入れた、より実践的な科目となっています。この授業で学んだ実験手法や考え方が、卒業研究や卒業後に企業で開発研究を行う上での礎となっています。

専門化学実験
専門化学実験

分子構造決定法

(3年次)

私たちの周りにはたくさんの分子が存在しますが、その分子は病気を治す薬であったり、モニター等に用いられる液晶分子であったり、分子によって性質はさまざまです。これらの性質は分子一つひとつの構造によって発現するものであるので、分子の構造を知ることは非常に大切な役割を果たします。

この授業では、質量分析(MS)・核磁気共鳴(NMR)・赤外吸収(IR)の各スペクトルから得られる情報を基に分子の構造を決定する方法を学びます。各情報の断片を組み合わせて分子の構造を決定していくその様子は、ジグソーパズルを完成させるものによく似ています。

この授業では分子の構造を決定する力が身につくだけではなく、例えばIRは物質の表面状態を知るために機械・電気業界などさまざまな企業で用いられていることから、卒業研究や卒業後に企業で研究・開発を行う上での礎となります。

分子構造決定法
分子構造決定法

化学プレゼンテーション

(4年次)

この授業では、所属研究室で各自が研究している内容や調査した内容について、研究室単位で発表を繰り返し行っています。プレゼンテーション時の話し方や、スライドやポスターでの図の使い方、議論の展開のし方などについて批評を受けるだけでなく、ほかの同級生や上級生(大学院生)の発表を聞き、良い点や悪い点を客観的に観察して、各自のプレゼンテーションにフィードバックするよう促しています

年度末の卒業研究発表会が、最終目標です。

化学プレゼンテーション
化学プレゼンテーション

学生の一週間


M. F. さん(1年生)

1年次は授業が多く、またレポート作成など高校であまり経験したことのないことが多くありますが、一緒の時間を過ごし協力していくことで学科の友人との仲も深まります。授業は化学の基礎を幅広く学ぶことができるため、将来化学のどの分野に進みたいか詳しく考えることができます。学科やサークルで出会った友人と、充実した日々を過ごしています。

M. F. さんの一週間
M. F. さんの一週間

A. K. さん(3年生)

3年次では実験科目、1年次の復習でもある演習科目があります。また、インターンシップなどに参加するなど就職準備が始まります。そのため、時間の有効活用が大切になります。授業は必修科目が減り、興味がある分野の講義を受けることができるため自分に合ったカリキュラムを組むことができます。忙しいと感じるときもありますが、友人と旅行などをしてリフレッシュして日々楽しんでいます。

A. K. さんの一週間
A. K. さんの一週間

研究室・教員紹介


物質応用化学科の教員が取り組んでいる研究の概要です。関連の深い教員が何人か集まって研究室を構成し、お互いに協力しあって研究を進めていますので、記述は研究室ごとに分類されています。

環境、材料、生命をキーワードにした地球環境、新素材、生命物質などについて基礎から最先端の研究が行われています。

また、物質応用化学科の研究を支えている材料創造研究センターも紹介します。

化学工学研究室

教授 栗原清文

准教授 松田弘幸

助教 角田雄亮

化学工学は、化学物質・バイオ・医薬品・食品など、われわれの生活に役立つ化学製品を作り出すための最も効率の良い方法(プロセス)を考えるための学問です。当研究室では、化学プロセスの設計・開発に必要な混合物質系の物理化学的性質や反応工学に関する研究を行っています。

栗原松田グループホームページ

角田グループホームページ

環境微生物学研究室

教授 西村克史

准教授 谷川実

助手 小池美弥

光エネルギーと二酸化炭素のみから有機物を合成する微細藻類、100°Cが一番好きな古細菌、猛毒の硫化水素を食べる細菌、月面着陸機の様なバクテリオファージなどが研究対象です。これらを用いて、遺伝子、アミノ酸、タンパク質、酵素、バイオポリマー、人工抗体について研究しています!

研究室ホームページ

高分子工学研究室

教授 清水繁

准教授 伊掛浩輝

助手 原秀太

広範囲な高分子材料の諸性質を調べ、ナノレベルでの微細構造解析と物性研究を行っています。それらの知見に基づいて高機能・高性能高分子材料、生体や環境適合性材料などの設計開発を目指しています。

研究室ホームページ

生物資源化学研究室

教授 仁科淳良

教授 深津誠

准教授 浮谷基彦

植物などの生物資源を材料として、抗腫瘍活性・美白効果・抗糖尿病作用・抗炎症作用などの生理活性を持つ新規機能性分子の探索・創製や、酵素反応利用技術を用いた油脂の高度利用法の開発などに関する研究を行っています。

研究室ホームページ

超分子化学研究室

教授 大月穣

准教授 須川晃資


これまでにないほど高い機能をもつ分子、ナノ材料を合成しています。そしてこれら物質の光・電気化学的物性を明らかにし、これを基として人工光合成、新しい太陽電池、DNA認識、癌治療法開発など多岐に渡る先端研究を展開しています。

大月グループホームページ

須川グループホームページ

物質生命化学研究室

教授 櫛泰典

准教授 鈴木佑典


まざまな生命現象や疾患に関与している生体膜の糖タンパク質や糖脂質などの複合糖質の機能解明研究を行っています。そして、これらの複合糖質に関係する抗体や酵素を用いたバイオツールの開発や解析を行い、細胞の分化やがん化、あるいは感染阻止の実現を目指しています。また、幹細胞を用いた基礎研究も行っています。

研究室ホームページ

無機機能分析研究室

教授 遠山岳史

専任講師 吉川賢治

助手 金子剛大

未来社会の中で活躍する材料を思い描きつつ、機能材料の設計・合成・評価・解析を行っています。柱の一つは水素貯蔵材料。低炭素社会を牽引します。もう一つの柱は粉体の形状・大きさを変える形態制御。人々の役に立つ、新しい機能材料を創製します。

研究室ホームページ

無機材料化学研究室

教授 小嶋芳行

准教授 森田孝節

准教授 梅垣哲士

限りある資源を用いて快適な生活を送りたい。このような夢をかなえるため、当研究室では自在に形状を制御した金属をベースとする触媒材料、地球環境に重要な役割を果たすカルシウム化合物の材料開発について研究を行っています。

研究室ホームページ

有機合成化学研究室

教授 大内秋比古

准教授 青山忠

助手 早川麻美子

硫黄などのヘテロ原子を含む有機化合物や薬理活性を示す新規化合物の合成を光や熱エネルギーを用いて行っています。また、光反応やマイクロ波、無機固体担持試薬を用いた炭素-炭素結合形成反応の開発に関する研究を行っています。

研究室ホームページ

有機材料化学研究室

教授 青柳隆夫

助教 星徹


合成高分子はその化学構造や、連鎖の3D構造を自由に設計できることから、多くの機能性を発揮させることができます。環境、エネルギー、健康など地球上の諸問題を解決するために、新構造の生分解性材料、天然高分子との複合材料、スマートマテリアルに関する研究に邁進しています。

研究室ホームページ

材料創造研究センター

理工学研究所材料創造研究センターは、昭和48年(1973年)に設置されて以来、新しい分析装置の導入、関連施設・設備の整備、利用者に対する分析装置講習会などを通じて、研究教育支援や研究推進に大きく貢献しています。現在、フーリエ変換核磁気共鳴装置(FT-NMR)、元素分析装置、走査プローブ顕微鏡(SPM)などの15装置を保有・運用し、化学物質の一般計測、物性分析、構造解析を担っています。これらの装置の多くはライセンス制を導入し、多くの理工学部教員・学生が利用しています。そのほかにも共同研究などを通じて学部外や産業界にも門戸を開き、社会にも貢献しています。

保有装置などの詳細は、材料創造研究センターホームページをご覧ください。

進路

一人ひとりの希望の実現に向けて、きめ細やかな支援体制


理工学部の最近の就職状況は激変しており、卒業までの就職決定率は毎年前年を下回っています。その中で当学科は大健闘しており、就職決定率は毎年全国平均値を大きく上回っています。

それは、即戦力となる化学技術者を育成する教育カリキュラム、学生時代に社会経験を積むインターンシップの推進、社会人との交流を深める当学科主催の「夢実現プロジェクト(就職セミナー)」の実施など、学科独自のプログラムに加え、20,000人を超える卒業生の強力なバックアップが得られるからです。

「就職に強い日大」は、目まぐるしく変化する社会情勢に即応した確かな実績によって裏付けられています。

卒業後の進路
卒業後の進路

進路状況(学部卒業生)
進路状況(学部卒業生)

進路状況(大学院修了生)
進路状況(大学院修了生)

夢実現プロジェクト(就職セミナー)

当学科では、10年前から就職活動を控えた学部3年生と大学院1年生を対象に、「夢実現プロジェクト(就職セミナーを)」開催しています。

これは、近年の日本社会の激変に伴う就職状況の悪化を憂慮し、就職活動が本格的に始まる直前の時期(2月初旬~下旬)に、学生と企業人が互いを知る出会いの場として、当学科が独自に企画したものです。

当学科が多くの卒業生を輩出している特長を活かし、社会で活躍している卒業生を通じて企業の人事部や技術部の方々を招待して、今どきの学生と熱い議論をして頂いております。

例年、化学系製造メーカーをはじめとして40社前後の企業にご参加頂き、学生も100名以上参加する一大イベントになっており、企業にとっては採用対象学生の性向を、学生にとっては採用担当者のチェックポイントを知る絶好のチャンスです。

実際にこのセミナーを通じて学生が企業に採用された実績も多数出ています。

夢実現プロジェクト(就職セミナー)
夢実現プロジェクト(就職セミナー)

大学院(理工学研究科物質応用化学専攻)

さらに深く化学を学びたい人のために


大学を卒業した後、さらに専門的に深く学びたい人のために大学院があります。大学院では、物質応用化学科と同じスタッフのもとで、さらに高度な実験・研究を行い、研究者としての基礎を身につけることができます。とくに将来、研究職、開発職に就きたいと考えている人には、大学院への進学を勧めます。

大学院入試等の情報は、大学院理工学研究科ホームページをご覧ください。

大学院生の声

T. H. さん(大学院博士前期課程2年)

私は、専門的知識を深く学び、少しでも研究を進めていきたいと考え、大学院に進学することを決意しました。そして現在、質量分析計を用いた生体内の微量成分のイメージング画像化を行い、さまざまな病気にかかわる因子の特定と病態解明をテーマに取り組んでいます。

大学院では、繰り返し実験を行うことだけではなく、専門的な講義を受けたり、研究内容をまとめて学会などで発表したり、さらには後輩への実験指導を行うなど、多くの貴重な経験をしています。このような日々の充実した大学院生活を通じて、社会人となったときに応用できるさまざまな力を蓄積できるところが魅力の一つだと思います。

短期大学部(生命・物質化学科)


理工学部に併設された短期大学部の生命・物質化学科では、物質応用化学科との密接な連携のもと、生命と化学に関する多様な分野に対応する基礎学力を身につけられます。講義と実験・実習が有機的にむすびついた実践的カリキュラムで、少人数クラスできめ細かな指導が特徴です。

1年後期からの主専攻「バイオ・環境科学分野」では、バイオテクノロジーや地球環境保全を実現するための科目を学び、「マテリアル科学分野」では、健康で豊かな生活を実現するための新素材開発に必要な科目を学びます。

成績上位7割は物質応用化学科へ推薦編入学でき、他学部他大学を含めて卒業生の約8割が進学しています。

短期大学部生命・物質化学科ホームページ

短大生の声

A. S. さん(2015年に生命・物質化学科より編入学)

私は、小さい頃から好奇心旺盛で科学の実験が大好きでした。基礎をしっかり理解しないと応用力が築けないと思い、少人数制で実習設備が整っている短大に入学しました。物体の性質・色・構造が変化し、そこから新しい物性が生まれてくるという化学の根源的な魅力を短大で学びました。

物質応用化学科に編入学し、短大で身につけた基礎学力を基盤に応用化学分野の専門知識を学び、3年生後期からは、無機材料化学研究室で自在に形状を制御した金属をベースとする触媒材料の研究に取り組んでいます。理工系の力を磨いて従来とは違った女性の視点で、世の中をもっと便利にするものを作り「みんなの役に立てる研究者」を目指しています。

アクセス・お問い合わせ


日本大学理工学部駿河台校舎2号館

キャンパスマップ
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〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14

TEL: 03-3259-0827(受付時間:月曜日〜土曜日 9:30〜17:30)

FAX: 03-3293-7572

shunin あっと chem.cst.nihon-u.ac.jp(“あっと”は半角@に直してください)

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