物質応用化学科

日本大学理工学部


グローバルな視野に立ち、ユニークな思考力を発揮できる化学技術者の育成

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2017年9月6日 【受賞報告】博士後期課程3年の山下博君(有機材料化学研究室)が高分子学会グリーンケミストリー研究会シンポジウムにおいて口頭発表優秀賞を受賞しました

2017年9月5日 【受賞報告】大月穣教授がInternational Symposium on Pure & Applied Chemistry 2017においてLecture Award(講演賞)を受賞しました

2017年9月4日 【受賞報告】当学科2年の桐生莉沙さんが第51回全日本学生トランポリン競技選手権大会に出場し、準優勝しました

2017年9月2日 【イベント報告】オープンキャンパスが開催されました

2017年9月1日 【イベント報告】一日体験化学教室が開催されました

2017年7月20日 【イベント】オープンキャンパスが開催されます

2017年7月20日 【イベント報告】駿河台入試フォーラムが開催されました

2017年7月5日 【募集】生命系分野教員募集(助教)

2017年5月2日 【受賞報告】越智健二名誉教授が瑞宝小綬章を受賞

2017年5月1日 【行事報告】新入生オリエンテーションが開催されました

2017年4月24日 【イベント】一日体験化学教室の募集を開始しました

物質応用化学科で夢をかなえる


物質応用化学科は2018年に創立80周年を迎える歴史ある学科です。創設時は工業化学科という名称でしたが、2000年に学科名を物質応用化学科へ変更しました。物質応用化学とは、化学を基礎として物質の性質や化学反応を学び、環境や生命に調和した新物質の創造と実用化への応用を見出す学問です。

皆さんは将来の夢をもっていますか?理科の教師になりたい、新しい材料を開発したい、環境問題に取り組みたい、新薬・化粧品を作りたいなどいろいろな夢をもつことは大切です。その夢をかなえるために大学の4年間できちんとした基礎力と応用力を身に付けましょう。

物質応用化学科には無機化学、有機化学、物理化学、生命科学の4つの柱があり、これらを学ぶことにより幅広い化学の基礎を身に付けることができます。その応用として、3年生後期から10の研究室いずれかに所属し、自分が興味をもったテーマについて研究していきます。研究テーマの例としては、地球環境問題の原因を理解してその解決策の提案、エネルギー問題を解決できる材料の創製、さらに難病治療薬や医療技術の開発などがあります。これらの研究を通して、自らが問題定義をして、そして問題を解決するという応用力を身に付けられます。

物質応用化学科の教員は、高い専門性と幅広い視野をもち、これからの化学を開拓する研究力と、化学の知識と技術を身に付け、新しい材料・技術を開発できる化学技術者を養成する教育力を有し、情熱をもって研究と教育に取り組んでいます。これまでに、20,000 名を超える卒業生を輩出し、さまざまな分野で活躍しています。

皆さんも物質応用化学科で学び、自分の夢をかなえましょう。

カリキュラム

進路に合わせた自分だけのカリキュラム


物質応用化学科のカリキュラムは、進路に合わせて必要な科目を選んで学ぶ、自分で選べるカリキュラムです。

1年次から基礎知識と基礎技術がしっかり身につく基礎教育に力を入れています。基礎科目の内容を発展科目でさらに詳しく反復学習するシステムで完全な理解をねらい、また物質応用化学演習で理解度を確認しています。

さらにその基礎力をベースとして、新たな発想、新しい物質やテクノロジーの開発を目標に、数多くの専門科目から自分に合わせて必要な科目を選んで学んでいくことができます。当学科は時代の要請に応えるべく、「材料」「生命」「資源」「環境」にわたる幅広い分野を網羅した専門科目を用意しています。

社会に出て即戦力として活躍できる「化学技術者」育成のため、問題発見能力と解決能力を高める「自主創造」と「実践・実験」に力を入れています。全学年で充実した実験実習を行い、理論と現象が結びつく化学の面白さを間近に体験できるのが、当学科創設以来の特徴です。

カリキュラム特徴
カリキュラム特徴

1. 基礎の充実

高度な専門科目だけを学んでも、本当に知識を自分のものにすることはできません。基礎を重視し、反復学習によって完全な理解を目指します。

2. 全学年で充実した実験実習

全学年で充実した実験実習を行い、理論と現象が結びつく化学の面白さを間近に体験できるのが、当学科創設以来の特徴です。

3. 選べる専門科目

しっかりとした基礎の上に、バリエーション豊かな専門科目を自分で選んで積み上げていきます。多くのことを幅広く学びたい人も、一つの分野を深く掘り下げたい人も、自分に合った自分だけのカリキュラムで学ぶことができます。

4. コミュニケーション能力の重視

今、社会で求められているのは、自分の考えをわかりやすく相手に伝えることのできる力です。物質応用化学科では、このコミュニケーション能力を高めるプログラムを用意しています。

授業科目配置表
授業科目配置表

特色ある授業


専門化学実験Ⅰ~Ⅵ

(2, 3年次)

個人または少人数のグループで、無機化学、分析化学、化学工学、有機化学、高分子化学、生命化学の各分野について、化学系の大学生に求められる実験手法を基礎から応用まで、講義科目と関連づけて体系的に学びます。

さまざまな化学物質を合成するだけでなく、物性の測定や構造解析を行うなど、化学の各分野を結びつけ、一つの分野だけでなく、近年、研究・発展の著しい複合領域を視野に入れた、より実践的な科目となっています。この授業で学んだ実験手法や考え方が、卒業研究や卒業後に企業で開発研究を行う上での礎となっています。

専門化学実験
専門化学実験

分子構造決定法

(3年次)

私たちの周りにはたくさんの分子が存在しますが、その分子は病気を治す薬であったり、モニター等に用いられる液晶分子であったり、分子によって性質はさまざまです。これらの性質は分子一つひとつの構造によって発現するものであるので、分子の構造を知ることは非常に大切な役割を果たします。

この授業では、質量分析(MS)・核磁気共鳴(NMR)・赤外吸収(IR)の各スペクトルから得られる情報を基に分子の構造を決定する方法を学びます。各情報の断片を組み合わせて分子の構造を決定していくその様子は、ジグソーパズルを完成させるものによく似ています。

この授業では分子の構造を決定する力が身につくだけではなく、例えばIRは物質の表面状態を知るために機械・電気業界などさまざまな企業で用いられていることから、卒業研究や卒業後に企業で研究・開発を行う上での礎となります。

分子構造決定法
分子構造決定法

化学プレゼンテーション

(4年次)

この授業では、所属研究室で各自が研究している内容や調査した内容について、研究室単位で発表を繰り返し行っています。プレゼンテーション時の話し方や、スライドやポスターでの図の使い方、議論の展開のし方などについて批評を受けるだけでなく、ほかの同級生や上級生(大学院生)の発表を聞き、良い点や悪い点を客観的に観察して、各自のプレゼンテーションにフィードバックするよう促しています

年度末の卒業研究発表会が、最終目標です。

化学プレゼンテーション
化学プレゼンテーション

学生の一週間


A. T. さん(1年生)

1年次はみんなで授業を受けることが多く、高校生の時よりも友達と一緒に過ごす時間が増えるので、自然と仲の良い友達ができます。実験レポートなど、高校の時とは違う課題が増えますが、友達と協力し合いながら楽しく取り組んでいます。アルバイトやサークル活動で忙しいですが、空いている時間や放課後を利用して課題に取り組み、たまには息抜きと、充実した大学生活を送っています。

A. T. さんの一週間
A. T. さんの一週間

K. O. さん(3年生)

3年次は選択の専門科目の講義を中心に自分でカリキュラムを組むことが多くなります。さらに専門的な内容の講義が増えてくるため、復習が大変になってきますが、曜日毎に計画を立てて時間を有効に使うことができるようになりま す。インターンシップなどの就職活動に向けた企業の絞り 込みなどをしながらも、友人たちと充実した学生生活を 送っています。

K. O. さんの一週間
K. O. さんの一週間

研究室・教員紹介


物質応用化学科の教員が取り組んでいる研究の概要です。関連の深い教員が何人か集まって研究室を構成し、お互いに協力しあって研究を進めていますので、記述は研究室ごとに分類されています。

環境、材料、生命をキーワードにした地球環境、新素材、生命物質などについて基礎から最先端の研究が行われています。

また、物質応用化学科の研究を支えている材料創造研究センターも紹介します。

化学工学研究室

教授 栗原清文

准教授 松田弘幸

助教 角田雄亮

化学工学は、化学物質・バイオ・医薬品・食品など、われわれの生活に役立つ化学製品を作り出すための最も効率の良い方法(プロセス)を考えるための学問です。当研究室では、化学プロセスの設計・開発に必要な混合物質系の物理化学的性質や反応工学に関する研究を行っています。

栗原松田グループホームページ

角田グループホームページ

環境微生物学研究室

教授 西村克史

准教授 谷川実

助手 小池美弥

光エネルギーと二酸化炭素のみから有機物を合成する微細藻類、100°Cが一番好きな古細菌、猛毒の硫化水素を食べる細菌、月面着陸機の様なバクテリオファージなどが研究対象です。これらを用いて、遺伝子、アミノ酸、タンパク質、酵素、バイオポリマー、人工抗体について研究しています!

研究室ホームページ

高分子工学研究室

教授 清水繁

准教授 伊掛浩輝

助手 原秀太

広範囲な高分子材料の諸性質を調べ、ナノレベルでの微細構造解析と物性研究を行っています。それらの知見に基づいて高機能・高性能高分子材料、生体や環境適合性材料などの設計開発を目指しています。

研究室ホームページ

生物資源化学研究室

教授 仁科淳良

教授 深津誠

准教授 浮谷基彦

植物などの生物資源を材料として、抗腫瘍活性・美白効果・抗糖尿病作用・抗炎症作用などの生理活性を持つ新規機能性分子の探索・創製や、酵素反応利用技術を用いた油脂の高度利用法の開発などに関する研究を行っています。

研究室ホームページ

超分子化学研究室

教授 大月穣

准教授 須川晃資


これまでにないほど高い機能をもつ分子、ナノ材料を合成しています。そしてこれら物質の光・電気化学的物性を明らかにし、これを基として人工光合成、新しい太陽電池、DNA認識、癌治療法開発など多岐に渡る先端研究を展開しています。

大月グループホームページ

須川グループホームページ

物質生命化学研究室

教授 櫛泰典

准教授 鈴木佑典


まざまな生命現象や疾患に関与している生体膜の糖タンパク質や糖脂質などの複合糖質の機能解明研究を行っています。そして、これらの複合糖質に関係する抗体や酵素を用いたバイオツールの開発や解析を行い、細胞の分化やがん化、あるいは感染阻止の実現を目指しています。また、幹細胞を用いた基礎研究も行っています。

研究室ホームページ

無機機能分析研究室

教授 遠山岳史

専任講師 吉川賢治

助手 金子剛大

未来社会の中で活躍する材料を思い描きつつ、機能材料の設計・合成・評価・解析を行っています。柱の一つは水素貯蔵材料。低炭素社会を牽引します。もう一つの柱は粉体の形状・大きさを変える形態制御。人々の役に立つ、新しい機能材料を創製します。

研究室ホームページ

無機材料化学研究室

教授 小嶋芳行

准教授 森田孝節

准教授 梅垣哲士

限りある資源を用いて快適な生活を送りたい。このような夢をかなえるため、当研究室では自在に形状を制御した金属をベースとする触媒材料、地球環境に重要な役割を果たすカルシウム化合物の材料開発について研究を行っています。

研究室ホームページ

有機合成化学研究室

教授 大内秋比古

准教授 青山忠

助手 早川麻美子

硫黄などのヘテロ原子を含む有機化合物や薬理活性を示す新規化合物の合成を光や熱エネルギーを用いて行っています。また、光反応やマイクロ波、無機固体担持試薬を用いた炭素-炭素結合形成反応の開発に関する研究を行っています。

研究室ホームページ

有機材料化学研究室

教授 青柳隆夫

助教 星徹


合成高分子はその化学構造や、連鎖の3D構造を自由に設計できることから、多くの機能性を発揮させることができます。環境、エネルギー、健康など地球上の諸問題を解決するために、新構造の生分解性材料、天然高分子との複合材料、スマートマテリアルに関する研究に邁進しています。

研究室ホームページ

材料創造研究センター

理工学研究所材料創造研究センターは、昭和48年(1973年)に設置されて以来、新しい分析装置の導入、関連施設・設備の整備、利用者に対する分析装置講習会などを通じて、研究教育支援や研究推進に大きく貢献しています。現在、フーリエ変換核磁気共鳴装置(FT-NMR)、元素分析装置、走査プローブ顕微鏡(SPM)などの15装置を保有・運用し、化学物質の一般計測、物性分析、構造解析を担っています。これらの装置の多くはライセンス制を導入し、多くの理工学部教員・学生が利用しています。そのほかにも共同研究などを通じて学部外や産業界にも門戸を開き、社会にも貢献しています。

保有装置などの詳細は、材料創造研究センターホームページをご覧ください。

進路

一人ひとりの希望の実現に向けて、きめ細やかな支援体制


理工学部の最近の就職状況は激変しており、卒業までの就職決定率は毎年前年を下回っています。その中で当学科は大健闘しており、就職決定率は毎年全国平均値を大きく上回っています。

それは、即戦力となる化学技術者を育成する教育カリキュラム、学生時代に社会経験を積むインターンシップの推進、社会人との交流を深める当学科主催の「夢実現プロジェクト(就職セミナー)」の実施など、学科独自のプログラムに加え、20,000人を超える卒業生の強力なバックアップが得られるからです。

「就職に強い日大」は、目まぐるしく変化する社会情勢に即応した確かな実績によって裏付けられています。

卒業後の進路
卒業後の進路

進路状況(学部卒業生)
進路状況(学部卒業生)

進路状況(大学院修了生)
進路状況(大学院修了生)

夢実現プロジェクト(就職セミナー)

当学科では、10年前から就職活動を控えた学部3年生と大学院1年生を対象に、「夢実現プロジェクト(就職セミナーを)」開催しています。

これは、近年の日本社会の激変に伴う就職状況の悪化を憂慮し、就職活動が本格的に始まる直前の時期(2月初旬~下旬)に、学生と企業人が互いを知る出会いの場として、当学科が独自に企画したものです。

当学科が多くの卒業生を輩出している特長を活かし、社会で活躍している卒業生を通じて企業の人事部や技術部の方々を招待して、今どきの学生と熱い議論をして頂いております。

例年、化学系製造メーカーをはじめとして40社前後の企業にご参加頂き、学生も100名以上参加する一大イベントになっており、企業にとっては採用対象学生の性向を、学生にとっては採用担当者のチェックポイントを知る絶好のチャンスです。

実際にこのセミナーを通じて学生が企業に採用された実績も多数出ています。

夢実現プロジェクト(就職セミナー)
夢実現プロジェクト(就職セミナー)

大学院(理工学研究科物質応用化学専攻)

さらに深く化学を学びたい人のために


大学を卒業した後、さらに専門的に深く学びたい人のために大学院があります。大学院では、物質応用化学科と同じスタッフのもとで、さらに高度な実験・研究を行い、研究者としての基礎を身につけることができます。とくに将来、研究職、開発職に就きたいと考えている人には、大学院への進学を勧めます。

大学院入試等の情報は、大学院理工学研究科ホームページをご覧ください。

大学院生の声

H. T. さん(大学院博士前期課程2年)

私は、卒業後に研究・開発職を希望していることから大学院に進学することを決めました。また、学部4年生の1年間という短い研究生活だけでは物足りず、学術的な研究を行いたいと考えたことも1つの理由です。実際の大学院生の生活は、研究に没頭できる環境であり、国内外の学会に参加するなど、自分の能力を高めるさまざまな機会に恵まれています。化学をより学び、自分の能力を高めたい人に大学院進学をお勧めします。

短期大学部(生命・物質化学科)


理工学部に併設された短期大学部の生命・物質化学科では、物質応用化学科との密接な連携のもと、生命と化学に関する多様な分野に対応する基礎学力を身につけられます。講義と実験・実習が有機的にむすびついた実践的カリキュラムで、少人数クラスできめ細かな指導が特徴です。

1年後期からの主専攻「バイオ・環境科学分野」では、バイオテクノロジーや地球環境保全を実現するための科目を学び、「マテリアル科学分野」では、健康で豊かな生活を実現するための新素材開発に必要な科目を学びます。

成績上位7割は物質応用化学科へ推薦編入学でき、他学部他大学を含めて卒業生の約8割が進学しています。

短期大学部生命・物質化学科ホームページ

短大生の声

A. S. さん(2015年に生命・物質化学科より編入学)

私は、小さい頃から好奇心旺盛で科学の実験が大好きでした。基礎をしっかり理解しないと応用力が築けないと思い、少人数制で実習設備が整っている短大に入学しました。物体の性質・色・構造が変化し、そこから新しい物性が生まれてくるという化学の根源的な魅力を短大で学びました。

物質応用化学科に編入学し、短大で身につけた基礎学力を基盤に応用化学分野の専門知識を学び、3年生後期からは、無機材料化学研究室で自在に形状を制御した金属をベースとする触媒材料の研究に取り組んでいます。理工系の力を磨いて従来とは違った女性の視点で、世の中をもっと便利にするものを作り「みんなの役に立てる研究者」を目指しています。

アクセス・お問い合わせ


日本大学理工学部駿河台校舎2号館

キャンパスマップ
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〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14

TEL: 03-3259-0827(受付時間:月曜日〜土曜日 9:30〜17:30)

FAX: 03-3293-7572

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