・生物が呼吸によって取り入れている酸素はエネルギー生産系のどこでどのように使われるのか。
・クレブス回路の中間体である2-オキソグルタル酸からはどのようなアミノ酸がどうやって合成されるのか述べよ。
・遺伝情報の発現におけるスプライシング(プロセシング)とはどのようなことが行なわれるのか。
・でんぷんとセルロースの化学的構造の違いを述べよ。
・中性,塩基性,酸性のアミノ酸をそれぞれ1つづつ名前と構造を記せ。
・ラインウェーバー・バークの逆数プロットのグラフを描き,Vmax と Km の求めかたを示せ。
・クレブス回路が1回転するあいだにどのようなことが起こるのか説明せよ。
・血中のグルコース濃度はどのようなしくみによって調節されているのか。
・グルコースのピラノース型とはなにか。
・生体内に含まれることのある脂肪酸を3つあげよ。
・赤血球中にあるヘモグロビンの働きと4次構造を述べよ。
・クレブス回路では最初にどのような反応が起こるか。
・DNA と RNA の違いを,構造と働きの両面から説明せよ。
・酵素反応の種類を知っているだけ記して,それぞれ説明せよ。
・グルコースがたくさんつながってできるポリマーにはどんなものがあるか.またそれらの構造の違いをのべよ.
・リン脂質の構造と生体内での役割を説明せよ.
・酵素のミカエリス定数はなにを表しているか.
・グルコース1モルから生産される ATP の数が原核細胞と真核細胞で違うのはなぜか.
・アミノ酸を3つあげ、それぞれの特徴を述べよ.
・脂肪の単位重量あたりのエネルギー発生量が糖やタンパク質より多いのはなぜか.
・酵素の種類を2つあげ、それが働く反応式の例をそれぞれ記せ.
・エネルギー代謝において酸素不足から生じた乳酸はどのように処理されるか.
・グルカゴンはどこでつくられて、どのような働きをするか.
・DNA複製において、リーディング鎖とラギング鎖の違いはなぜ生じるのか.
・核中のDNAに含まれるプリン塩基とピリミジン塩基の数が同じである理由はなにか。
・解糖系でフルクトース-6-リン酸がATPからリン酸を受け取ってフルクトース-1,6-ビスリン酸になる反応はATPが多量にあると進行しない。これはどのようなしくみで実現されているか。
・炭素数12の直鎖飽和脂肪酸が完全にβ-酸化されたとき,最終的に生産されるATPの数を計算せよ。
・クレブス回路(クエン酸回路)の途中からアミノ酸が生産される反応式を1つ記せ。
・生体内の反応で反応方向によって異なった経路を通る例をあげ,なぜ異なっているのかを説明せよ。
・DNA複製が半保存的であることはどういう実験をすれば確かめられるか。
・アデニンを分子構造の一部に含む物質の名称を5つあげよ.
・砂糖が水によく溶ける理由と脂肪が水に溶けにくい理由をそれぞれの分子構造から説明しなさい.
・DNA鎖に含まれるプリン塩基とピリミジン塩基の数はなぜ同じなのか.
・アミノ酸を1つあげてその特徴を述べ,その特徴がタンパク質の構造中でどのように活かされるかを説明しなさい.
・リン脂質が生体膜を形作るのに適している理由はなにか.
・筋肉はどのようなしくみで収縮するのか.
・嫌気的条件下で生きている生物はどのようにしてエネルギーを得るのか.
・生物にはなぜアミノ酸が必要なのか,またそれはどうやって得ているのか.
・次の文中の空欄を埋めよ。
グルコース分子は( )個の炭素が酸素をはさんで環状になることが多く、これは( )型とよばれる。
タンパク質はアミノ酸が( )結合してつながってできる。
球状のタンパク質は水中では中心に( )性の核を形成する。
グリセロールの( )基に脂肪酸が3つエステル結合したのは( )で、2つの脂肪酸と1つのリン酸がついたものは( )である。
核酸を構成する( )塩基にはシトシン,( ),( )の3種がある。
酵素反応では普通まず酵素( )複合体が形成される。
クレブス回路ではまずアセチルCoAが( )と結合して( )がつくられる。
( )はそれ自身がATP分解酵素の役割を果たして得たエネルギーを使って( )の繊維をたぐりよせて筋肉を収縮させる。
( )は( )という酵素の作用で一部切断されるとフィブリンとなり( )を凝固させる。
血液中のグルコース濃度は( )でつくられるグルカゴンや( )によって調節されている。
グリセロールの3個のヒドロキシル基すべてに脂肪酸が( )結合したものを( )という。
酵素の( )には特定の物質だけが選択的に吸着できるようになっている。
ATP は( )という塩基と( )という五単糖と( )からできている化合物である。
2-オキソグルタル酸に( )基が導入されてグルタミン酸ができる。
ヌクレオチドはペントース,( ),プリン,( )に分解される。
骨の外側の硬い部分はコラーゲンという( )と( )カルシウムでできている。
( )ではカルバモイルリン酸とアスパラギン酸から2分子のアンモニアが取込まれて( )に変える。
DNA は( )という酵素によって( )末端から( )末端方向に合成される。
ヌクレオチドの種類にはチミンなどの( )塩基をもつものと、アデニンなどの( )塩基をもつものがある。
フィブリノーゲンは( )という酵素の作用で一部切断されると( )となり( )を凝固させる。
グルコースのピラノース形環状構造ではときどき環内の( )と1番目の炭素の間の結合が切れて( )状の構造に戻ることがある.
グルコースなどの単糖が2つ( )縮合してつながってできる結合を( )結合という.
アミノ酸の一般式のRに( )がつくと( )という一番簡単なアミノ酸となる.
( )塩基にはアデニンと( )がある.
ポリ( )の側鎖にあたるのが塩基で( )は A, U, G, C の4種,( )は A, T, G, C の4種を使う.
NADH とFADH は( )でそれぞれ( )当量と( )当量の( )を生成する.
脂肪酸は( )によって炭素数( )の( )に分解されてからクレブス回路に入って酸化される.
( )にアミノ基が導入されてグルタミン酸ができてから( )酵素の働きによってアルギニンなどが合成される.
プロスタグランジンは生体内では( )を出発原料として合成される.
( )にはヘモグロビンというタンパク質が含まれ,その( )には鉄を含むヘムという分子がある.
鳥類は必要のなくなった窒素を( )として捨てる。
DNA は( )という酵素によって( )末端から( )末端方向に合成される。
DNA の二重らせんの中ではアデニンと( )が( )つの水素結合で結ばれている.
エイズウイルスは免疫系の( )にとりついて入り込む.
グルコースなどの( )が2つグリコシド結合して( )ができる.
( )の C末端には( )基が、( )末端には( )基がある.
( )の配列のことをタンパク質の( )次構造という.
( )は両親媒性分子なので、( )膜を作る材料として理想的である.
核酸に含まれる有機塩基には( )塩基が2種、( )塩基が( )種ある.
1分子の酵素が単位時間あたりに何個の( )を産物に変えられるかという値を( )という.
アセチルCoA から始まるクレブス(クエン酸)回路が1回転すると( )が2分子、( )が3分子、( )と( )が( )分子づつ生じる.
毛やつめは( )という( )でできている.
tRNA の( )を取り除くスプライシング酵素は( )でできていて( )とよばれている.
( )は植物の細胞壁の主成分で,デンプンと同様に( )分子の長い鎖である。
タンパク質合成に使われる( )種のアミノ酸には正確にはイミノ酸の( )も含まれる。
タンパク質中ではアミノ酸どうしが( )結合し,端のアミノ基は( )末端,( )基は( )末端と呼ばれる。
核酸にはDNAと( )があり,DNAには
( )塩基の( )は使われない。
( )には生体にとって不可欠ものも多く,イオンとなってタンパク質に結合したものを( )という。
加水分解酵素は( )の( )結合,( )の( )結合,( )の( )結合などを切断する。
NAD+は( )当量の水素を得てNADHとなり,電子伝達系で( )当量のATPを生産する。
血液は( )に触れると,合計6段階の
( )活性化機構を経て凝固する。
( )は血管壁,皮膚など弾力性に富んだ組織を作る( )である。
骨はコラーゲンという( )と( )カルシウムでできている.
デンプンとセルロースはともに( )が( )結合してできる.
酵素の触媒作用を受けるものを( ),触媒作用の結果できるものを( )という.
ポリヌクレオチド鎖には5'末端と( )末端があり,それは( )の炭素の番号によって決められる.
クエン酸回路では入り口から( )が入るたびに( )と結合してクエン酸がつくられる.
ミトコンドリア内部からのプロトンのくみ出しによって( )と( )の間に蓄積したプロトンが内部に逆流する力で( )が合成される.
血液は空気に触れると最終的には ( )が( )に変化して凝固する.
和訳しなさい.
citric acid →( )
enzyme →( )
adenosine triphosphate →( )
protein →( )
gene →( )