生物資源を素材とした新規機能性分子の創製

食用植物(食用菊、アシタバ、ハルウコン、ガジュツ、ニガウリ、米ぬか、等)、ハーブ(マリーゴールド、等)、 生薬(ブクリョウ、レイシ、大黄、羅漢果、等)、薬用植物(メグスリノキ)、食用色素(紅麹色素、紫根、St. John's wort、等) や未利用植物資源(ヒマワリ花粉・花弁、ベニカミキリフラス、孟宗竹、等)、また食用茸などの微生物資源を原料素材とし、 医薬品や機能性食品素材となり得る新規な生物活性分子の創製を目的として探索研究を行っています。化合物の単離にはHPLC法などの 種々のクロマトグラフ法を、 分子構造の決定には最新の二次元NMR法や計算化学的方法を駆使しています。単離を行った化合物、また合成した誘導体・類縁体に ついては、抗発がん、抗アレルギー、抗酸化活性などの生物活性機能を明らかにすべく様々なバイオアッセイ(生物活性試験) により評価を行っています。これらのバイオアッセイの幾つかは国内外の研究機関に実施を依頼し、研究は国内あるいは 国際共同研究として進めています。

研究材料