理工学部オープンキャンパスは,高校生と受験生に理工学部の12学科と一般教育ならびに短期大学部の真の姿を見ていただくためのイベントとして,平成10年度に始まりました.学科ごとにその特徴をアピールするために毎年工夫をこらした企画を立てています.
 我が物質応用化学科におきましても,大学の講義を短くしたミニ講義,および参加型の学科紹介プログラムを行っており,例年好評を得ています.推薦入試の際にも,「オープンキャンパスに参加して本学科を志願することにした」と志願理由を述べる受験生が幾人もいます.


平成23年度は以下の日程で
理工学部オープンキャンパス等が開催されます.

★日本大学理工学部ウィークリーカレッジ講義
平成23年6月18日(土)
15:00〜15:50(14:30受付開始)
日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室

■講義
タイトル:原子や分子を見る
講演者:教授 大月 穣
物質は原子からできていますが,原子がいくつか集まって分子という集団になることがよくあることは知っていると思います。昔は(科学的に)想像するしかなかった分子の構造や形や動きなどを現在では直接見ることができるようになってきました。私たちの研究室で測定した原子や分子の像を紹介しますので,原子や分子を見ながら,その構造や性質を学びましょう。

★日本大学理工学部オープンキャンパス
(駿河台入試フォーラム)
平成23年7月17日(日)
10:00〜16:00
日本大学理工学部駿河台校舎

■ミニ講義
タイトル:細胞表面の糖の鎖(糖鎖)は何をしている?
講演者:教授 櫛 泰典
高等生物は外界とのコミュニケーションのために、膜表面に様々な糖鎖が発現されています。この糖鎖はウィルスや細菌の感染にも役割を果たし、異なるつながり方や化学構造の違いが、その成立を大きく左右します。それは何故でしょうか?

「物質が織りなす不思議 −化学実験に挑戦−」
 (1)アロマスプレーをつくってみよう!
その他,多数のプログラムをご用意しております.

★日本大学理工学部オープンキャンパス
平成23年7月30日(土)・7月31日(日)
10:00〜16:00
日本大学理工学部船橋校舎
物質応用化学科 21世紀は「化学技術の時代」。

■ミニ講義A
タイトル:高分子ゲル −網目状高分子のおもしろさ−
講演者:教授 清水 繁
ゲルは高分子が架橋して三次元網目構造をつくっています.生体組織をはじめ,ゲルあるいはジェルと名のつく化粧品や日用品が身の回りにはたくさんあります.
本ミニ講義では,近年盛んに研究が行われているゲルについて,その歴史,化学的構造,性質,どのような分野へ応用が期待されているか,将来的な展望などを概説します.

■ミニ講義B
タイトル:エネルギー資源とリサイクルの化学
講演者:准教授 菅野元行
日本ではエネルギー資源の96%を輸入に頼っています.電気や燃料のもとになる資源は何か、そしてそれらを電気や燃料へ変換する方法について解説します.一方,温室効果ガ
スの発生を抑制しながら,国内でエネルギーにリサイクルできる資源が皆さんの周りにあります。その中でも、使用済みプラスチックから塩素を除去しながら石油代替燃料を得る
研究,および食品廃棄物からバイオ燃料を得る研究について紹介します.


「物質が織りなす不思議 −化学実験に挑戦−」
 (1)七宝焼きを体験しよう!
 (2)アロマスプレーをつくってみよう!
その他,多数のプログラムをご用意しております.

★日本大学理工学部オープンキャンパス
(船橋キャンパスウォッチング)
平成23年10月30日(日)
10:00〜15:00
日本大学理工学部船橋校舎

■公開講義
タイトル:有機溶媒を使用しないグリーンな有機材料の作り方
講演者:助教  星 徹
プラスチックなど有機材料の合成には有機溶媒が必要不可欠です。この有機溶媒には有害物質や地球温暖化の原因物質などが多く存在します。環境保全の観点から有機溶媒の削減が求められており、本講義では二酸化炭素を有機溶媒の代わりに有効利用した研究例をご紹介いたします。